図解テニス思考力「理想と現実」のとらえ方。上達できる人はどんな思考なのか!

目次

「いやー なかなか上手くいかないわぁ~。。。」

オートテニスでプレー後、私への開口一番のベスト1フレーズです。

この言葉をお聞きする度に、上手くいく状態ってどんな状態をおっしゃっているのだろうか??と考えます。

人によっては

「もっと強く、厚い当たりが欲しい」

一方では

「スピードよりも確実にラケットの真ん中で当てられるフォームが欲しい」

などとさまざま。

撮影した動画を見てみてガッカリされている方も多くいらっしゃいます。

どのように考えていけば上達に近づけるのか。

「理想」と「今(現実)」という2つの切り口で考えていきたいと思います。

【最も理想の状態】

図Aは理想と今がほぼ重なっており、大きさもほぼ同じ。

理想の状態と言えるでしょう。

 

この状態の方は、「維持すること」と「理想の円を少し大きくすること」を検討されるといいでしょう。

更に上達が望めます。

テニスは多くのショットがありますので、個別で評価したときに当てはまるショットがあるかもしれません。

強いメンタルを持つためにも前向きに思い込んでみるのもいいのではないでしょうか。「出来てる出来てる!」

【夢のような理想になってませんか状態】

 

理想と今の大きさがかなり異なります。

頑張っても頑張っても報われない。自信が失われてしまいかねないです。

自分の中で許せるのであれば理想を見つめなおして自分に合ったものに再設定することも良い選択かもしれません。

再設定するかを悩んでいるときやどのように設定しなおすかを考えるときは、コーチや友人などにアドバイスを求めみましょう。

自分の中だけでなく、他者からの客観的な評価も参考にしていくと思わぬ発見がある状態とも言えます。

 

【夢はでっかく状態】

このまま頑張れば届きそうな理想に見えます。

重複が大きく大幅な見直しの必要はなさそうです。

ですが、理想が今よりもかなり大きいようです。

メンタル的な視点で見ると、取り組んでいる途中で自信を失いかけることがあるかもしれません。

「夢は大きいほうがいい」とも言いますが、

大きな理想・目標を設定してしまう傾向があると自己評価した場合は、理想をもう少し小さいものにするもの1つです。

 

【案外やっかいなお隣さん状態】

 

大きさは同じなので届きそうな理想ですが、

理想と今の重複が少なくて離れてしまっています。

理想に近づけるためには大きな進路変更が必要となります。

改善後の成果が大きいものとイメージできるのであれば取り組む価値はあります。

理想と大きさが同じなので、改善後に大幅な進化を感じられない恐れもあります。

改善の意欲を高めること、理想のイメージをより具体的に描くことが大事です。

意外と挫折したり、1度理想になってもまた戻ってしまうこともあるようです。

 

【理想を下げる勇気がもてるか!状態】

おかしなタイトルですが、例えば学生時代にバリバリやってた方の「求めるパワー」などです。

 

ブランクあって大人になってテニスを再開された方は、テニスのイメージは学生時代のテニスのみです。

序盤はガンガン

でも30分でヘトヘト

それではテニス楽しめませんね。ケガにもつながってきます。

残念ですがイメージをレベルダウンする必要があります。

当然最初は、もっとガンガンと思って、ペースを下げることにストレスを感じる方も多いです。

レベルダウンする必要性を自分自身で実感したときがはじめる時期だと思います。

 

【おすすめしたい理想を追う状態】

大きな理想は大事。

そこへ一気に進むのではなく、頑張ればなれる理想を設定してあげてます。

 

 

小さめの理想は何個も何個も作ってあげて問題ないわけです。

メンタルも強化しやすい状態です。

もちろん自分にあったものが一番ですが。価値観や成長ノウハウはひとそれぞれですから。

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