【軟式と硬式の違い】軟式テニス(ソフトテニス)の方のご利用について

 

中学・高校の軟式テニス(ソフトテニス)の新入部員の方からお問合せいただきます。

ノヴァオートテニスでは硬式ボールのみ対応しており、軟式ボールは出せないマシンとなっております。

硬式ボールでもテニスはテニスだから練習になるの?にお答えしてまいります。

目次

軟式と硬式の違い

簡単ではありますが違いについてご説明します。

ラケット(ストリング以外)

軟式=軽く・やわらかめ

硬式=重く・硬め

ストリング(ガット)

軟式=ゆるめの張りの強さ

硬式=きつめの張りの強さ

ボール

軟式=軽く・やわらかい

硬式=重く・硬い 軟式の約倍の重さ

 

リスク①ラケット・ストリングの損傷

硬式ボールを軟式ラケットで打つと

ラケットが損傷する恐れがあります。ストリングが伸びる、または切れる。

フレームがゆがむ、または折れる。

リスク②プレーに関して

打球感の違いを感じることでスイングのスピード・軌道・パワー配分・リズムやタイミングなど無意識に環境に合わせようとします

硬式ボールを軟式ラケットで打った場合は

重いボールを軽いラケットで打とうとすることになるため、力負けしないように、無理にスイングスピードを上げたり、腕に力を込めてしまう恐れがあります。

もし当オートテニスだけ硬式ラケットを使用した場合は

重いラケットになるため、軽い軟式ラケットのときと同じスイングスピードを出そうとするとスイングに力みが生じてしまう恐れがあります。

またラケットの重さに合わせてスイングスピードを落とすと、ラケットを振りはじめるタイミングを早めたり、ボールをヒットするまでの工程を簡素化してボールを打つことが考えられます。

結果としてリズム・タイミングに狂いが生じます。テニスのプレーにおいて、「リズム・タイミング」は大事な要素です。

身体能力が高く、もし上記の調整ができたとしても、部活に戻った際に軽いボールと軽いラケットに体の使い方を調整することになるので余計は作業になるのは明白です。

リスク③ケガする可能性があります

最もリスクなのは、リスク②の作業によるケガの発生です。

異なる道具・ボールを交互に使用することでテニスが崩れ、結果としてケガにつながります。

人間は道具を上手く使う能力があるからこそケガや上達の妨げにつながることがあると感じます。

 

まとめますと

 

軟式プレーヤーの当店の利用は上達の妨げやケガにつながる恐れがあるため、

ご利用を控えていただくようにご案内しております。

お役に立てず誠に申し訳ございません。

以上ご説明してきた内容はあくまでも当店の見解です。30年以上運営してきて感じている内容となります。

最終的にはコーチなど専門家の意見を尊重してください。

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