会社の人からだったり、学生時代のテニス仲間からだったり、家族からだったり、
「今度テニスやろうよー」
「いいねぇ~ でも10年以上やってないからできるかなぁ~」
よしのり
こんなときどうしますか?
久しぶりテニスの楽しみ方を提案します!
目次
楽しむレベルを設定
久しぶりテニスのシチュエーションからどのように楽しむかをイメージしていきます。
みんなでワイワイテニス
普段からテニスをしていないメンバーからの誘いであれば気負う必要な全くありません。
テニスの内容よりもテニスコートで体を動かして楽しむことを優先すればOK。
とにかくケガをしないことです。
大きなケガは「下半身」です。アキレス腱断裂、じん帯断裂、腰痛など。
次にテニス肘など「腕・肩」です。
日常的にテニスをしているメンバーへの飛び入り
「メンバーが少ないから来てよ」など普段メンバーやテニスレベルも確立しているような中に入っていく場合は少し気を使いますよね。
↓Check!可能な限り先に確認しておきましょう。
どのくらいのレベルでテニスを楽しんでいるのか
テニススクールでいうどのくらいのレベルなのか
大会に出ているメンバーなのか
いきなり大会出場
これは極めてハードルが高く、以前ガンガンやってた方こそケガのリスクの高いシチュエーションです。
相手ボールの予測力やそのボールに対しての反応が上がってない状態で無理にボールを打ちに行くことが考えられます。
試合になったら夢中でボールをおいかけてしまうものですから。
勝ちたければ力いっぱい打ってしまったりするものです。
事前にオートテニスやコート練習を経て本番を迎えるようにしたいものです。
わかっちゃいるけど。。しくじり例
学生時代以来の久しぶりテニスは最もしくじるケースです。
部活やサークルで毎日のようにプレーしていた頃と同じような道具やスイングスピード、フットワークでガンガン行っちゃったパターンです。
ガンガンプレーしていた頃と比べれば、ボールの予測力、筋力、運動能力などあらゆるものが低下しているのが自然です。
ですが、打ちたいボールのスピードや動きたいフットワークのスピード、歩数、タイミングなどを以前と同じもので打てば体が悲鳴を上げるのは言うまでもありません。
よしのり
「今の自分の体にプレーを合わせる楽しさ」を感じてください。
激しいボールを打つことを優先せずに、予測力や筋力が落ちていることを感じながら、そんな自分を認めてあげながら。
落ちていて当然。
昔に戻そうとするのではなく、今の体に合ったプレーをコーディネートしましょう。
【おすすめ】イヤでもスマホなどで撮影して自分を知ることからはじめてみると面白いです。
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撮影するだけで上達!?オートテニスで撮影のススメ
必要なショットをリストアップ
以前得意にしていたショットをベースに練習していくと心に余裕ができてテニスをより楽しめるのではないかと思います。
「ワイワイ楽しくテニス」の場合は1つ
ストロークのフォアハンド1つでもなんとか楽しめるでしょう。
「日常テニスへの飛び入り」の場合は2つ
ストロークの得意な方(フォアかバック)+サーブの2つを中心に。
ボレーやリターンも練習できると最高です。
「大会出場」の場合は。。。
上記にプラスしてフットワーク・コースの打ち分け・戦術も入れていきましょう。
前後左右に振られた際のフットワーク
ストロークのスピンやスライス
高めの打点の対応
サーブandダッシュでボレー
スマッシュ
回り込みフォアハンドからのドロップショットなどの展開
考えるときりがないですね。
道具の確認
- シューズ
- ラケット
- ラケットのグリップ
- ラケットのストリング
①シューズはコートのサーフェスを事前に確認します。
ハードコートの場合は「オールコート用」(写真のシューズ汚くてすいません)
オムニコート(砂入り人工芝)やクレーコートの場合は「オムニ用」を用意しましょう。
安価なセール品でしたら5,000円前後で見つけられることもあります。
ちなみに当店(オートテニス)ではどちらのシューズでも結構です。
②ラケット
以前使っていたご自身のものを使うか、人から借りるケースこともあると思います。
おすすめはやや「軽めのラケット」。無理のないテニスができます。
男性:290g前後 面の大きさは100平方インチ以上
女性:270g前後 面の大きさは100平方インチ以上
打ち方、筋力、経験値やレベルにより一概にはいえませんが、目安としてご案内しました。
「女性が男性から借りる。」「男性が女性から借りる。」
「初心者が上手な方から借りる。」
こんなときは重さが適正か注意しましょう。
重さが適してないものを使うとケガにつながる恐れがあります。
③ラケットのグリップ
押し入れから引っ張り出してきたラケットだとグリップが劣化して手が真っ黒になることもあります。
古くなったグリップをそのまま使うとボロボロと剥がれ落ち、手が真っ黒になることもあります。(コートの人工芝も真っ黒に!)
オーバーグリップを新しいものに巻き直しましょう。(巻き上げも当店で行ってます)
④ラケットのストリング
押し入れから引っ張り出してきたラケットだとストリングが劣化して反発力が落ちて飛ばない状態になってます。
あまりに昔のものは素材が硬化し、手首・肘のケガにつながる恐れがありますので、一度当店やショップにご相談ください。
テンションを低めに40ポンド台(40~48ポンド)。トランポリンのようにストリングが「たわむ感覚」を大事にしていきたいです。
ストリングの素材は「ナイロンマルチ」。柔らかくボールを掴み・飛ばす能力が高いため無理がないです。
手首・肘・肩への衝撃が減りケガのリスクを抑えることができます。
冬のストリングについての動画を添付します。ここまでゆるくする必要はありませんが、硬いのは避けたほうがいいでしょう。
体の準備
久しぶりテニスで気を付けたいのはケガです。
体の中心部の腰と股関節あたり
伸脚(しんきゃく)
太ももの前側
上半身はラジオ体操レベルで結構です。
肩甲骨を中心にストレッチします。
テニスをする1週間以上前から体を徐々に柔らかくしていくプランは理想的です。
当日にたくさんしても逆効果の場合もあるようです。
オートテニスで事前練習
「打つこと」よりも「捕ること」を大事にフットワークの確認から
ボールが来た時に、無理なく打てる距離なのか、前後左右に振られたときにどの程度まで対応できるかを見極めることに意識します。
打とうとすると「りきみ」がちになり、足も止まりやすく体勢が崩れケガにつながりやすくなります。
打つことよりもフットワークです。ダンスしている気分でボールを捕るように足を使っていきましょう。
目を慣らします
ボールを目でしっかり追います。これが意外とあなどれません。
打つことに集中すると目で追うことへ意識が上がりません。
ゆっくりなボール、速いボール、高い軌道のボール、低い軌道のボールなどいろいろなボールを出して目を慣らしていきます。
▼動画の前半に出てくるフットワーク中心であまり大振りしせずに目を使った練習の一例です。
狙う軌道を「高めに」イメージすると遠くに飛んでいく
以前打っていたイメージのままの軌道ではなく、少し高めを狙いと楽に遠くまで飛ばせます。
低い軌道ですと遠くまで飛ばすためにはボールのスピードが必要になります。
「強く打たないと」と力みが生じる恐れがあり軽快なフットワークがなくなり負の連鎖に陥りがちです。
ネット上の通す高さは「ラケット2本分くらい上」のイメージがおすすめです。
得意ショットでしのぐ意識で
久しぶりのテニスは苦手だったショットを得意なものにするチャンスでもあります。
特にプレッシャーもありませんから、ミスしてもOKな環境はガンガンやればやるほどなくなりますので。
ですが、まず「このショットなら自信をもって返球できる!」と思えるショットを磨くことが優先すると自信がついて楽しめると思います。
当店の中古ラケットのススメ
どれくらいやるかわからない中で新品のラケットを買うのはためらいますよね。
誰かに借りるにも毎回は気まずいかもしれません。
当店では中古ラケットの販売を行っております。
価格帯は3,000円~20,000円くらい
多いのが10,000円前後です。
オートテニスで打ってから購入いただけますので、中古ラケットの当たりはずれのリスクも少なくて済みます。
テニスライフに合ったラケット・ストリングをご提案いたします。
テニスライフ全般をご相談ください。
私店員の「よしのり」がご提案いたします。
ケガをしないようにテニスを楽しむには人それぞれの方法があります。
ぜひお声がけください!
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